還付(かんぷ)

【定義】 還付とは、裁判所や捜査機関が押収した物を所有者等に返すことです。   【解説】  差押え、提出命令、領置によって取得した物は、押収物として留置・保管されます(刑事訴訟法121条、222条)。押収物の所有者、所持 … 続きを見る

公判(こうはん)

【定義】 公判という言葉には広義と狭義の二つの用いられ方があります。広義の公判とは、公訴が提起されてから裁判が終了するまでの一連の手続段階のことです。狭義の公判とは、公判期日に法廷で行われる 審理のことです。   【解説 … 続きを見る

公訴時効(こうそじこう)

【定義】 公訴時効とは、犯罪から一定期間が経過した場合には公訴を提起できないこととする制度です。 【解説】 公訴時効の制度が存在する理由は、①時間の経過によって社会的影響が薄れ、処罰の必要性も小さくなること、②証拠が散逸 … 続きを見る

検察審査会(けんさつしんさかい)

【定義】 検察審査会とは、国民から選ばれた審査員が、検察官が行なった不起訴の判断の妥当性を審査する制度です。 【解説】 (1)検察審査会の意義 刑事事件について、犯人を裁判所に起訴する権利を公訴権といいます。国や時代によ … 続きを見る

起訴猶予(きそゆうよ)

【定義】 起訴猶予とは、犯罪の嫌疑が十分認められ、訴訟条件も欠けていないが、検察官の判断で訴追の必要がないと考えられるため、起訴をしない処分のことです。 【解説】 (1)起訴猶予の意義 刑事訴訟法248条により「犯人の性 … 続きを見る

起訴(きそ)

【定義】 起訴とは、検察官が裁判所に対し、犯罪事実について審判を求める意思表示です。公訴の提起ともいいます。 【解説】 (1)起訴の意義 検察官は、公訴の提起を独占的に担当する国家機関であり、微罪処分など一部の例外を除き … 続きを見る

仮釈放(かりしゃくほう)

【定義】 仮釈放とは、懲役刑または禁錮刑の受刑者を刑期の満了前に仮に釈放する制度です。かつては「仮出獄」といいましたが、2005年に監獄法が「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」へと改正され、「監獄」という用語 … 続きを見る

鑑定(かんてい)

【定義】 鑑定とは、特別の学識経験を持つ専門家に、その専門知識の内容や、専門知識を用いて認識・判断した内容を報告してもらうことです。捜査機関が嘱託する場合と、裁判所が命令する場合とがあります。 【解説】 ①捜査のための鑑 … 続きを見る

検証(けんしょう)

【定義】 検証とは、場所・物・人を対象として、強制的にその存在や状態を五官の作用を用いて認識する処分です。 【解説】   日常用語としての「検証」は、調べて確かめるといった意味の言葉です。 たとえば、犯行現場の状況、物の … 続きを見る

強制捜査(きょうせいそうさ)

【定義】強制捜査とは相手の同意がなくても強制的に捜査目的を達することができる処分のことで、刑事訴訟法には逮捕、勾留、捜索・差押え、検証などが規定されています。強制処分ともいいます。【解説】  刑事訴訟法197条1項は「強 … 続きを見る